ASP.NET Blazorのコンポーネント基本を完全解説!Razor Componentとは何か初心者でもわかる入門ガイド
生徒
「ASP.NET Blazorって聞いたんですが、コンポーネントって何ですか?」
先生
「Blazorでは、画面の部品をコンポーネントとして作ります。その正体がRazor Componentです。」
生徒
「画面の部品って、ボタンとか文字のことですか?」
先生
「その通りです。ページを小さなパーツに分けて作る考え方ですね。順番に見ていきましょう。」
1. ASP.NET Blazorとは何か
ASP.NET Blazorは、C#だけでWeb画面を作れるASP.NET Coreの技術です。これまでのWeb開発では、画面はHTMLやJavaScript、処理はC#というように言語が分かれていました。Blazorでは、画面と処理をまとめてC#で書くことができます。
パソコンに例えると、キーボードと画面が別々だったものを、一つの機械として操作できるようになったイメージです。初心者でも「今どこで何が起きているか」を理解しやすくなります。
2. コンポーネントという考え方
コンポーネントとは、画面を構成する部品のことです。Webページを一枚の紙として作るのではなく、見出し、ボタン、入力欄などをそれぞれ部品として作ります。
料理に例えると、カレーを作るときに、じゃがいも、にんじん、ルーを分けて準備するのと同じです。部品に分けることで、使い回しや修正が簡単になります。
3. Razor Componentとは何か
Razor Componentとは、.razorという拡張子を持つファイルで作られるBlazor専用のコンポーネントです。HTMLのような見た目の中に、C#の処理を書けるのが特徴です。
Razorという名前は、HTMLの中にC#を差し込むための仕組みを指します。紙にメモを書き足すような感覚で、画面と処理を一緒に記述できます。
4. 最もシンプルなRazor Component
まずは、画面に文字を表示するだけのRazor Componentを見てみましょう。初心者は「表示できた」という体験がとても大切です。
<h3>こんにちは Blazor</h3>
@code {
}
上のコードでは、HTMLの見出しを表示しています。@codeの中はC#を書く場所ですが、今回はまだ何も書いていません。
こんにちは Blazor
5. Razor Componentで変数を使う
次に、C#の変数を使って画面に値を表示してみましょう。変数とは、数字や文字を一時的に入れておく箱のようなものです。
<p>今日のメッセージ:@message</p>
@code {
string message = "はじめてのBlazor";
}
@messageと書くことで、C#の変数の中身を画面に表示できます。
今日のメッセージ:はじめてのBlazor
6. ボタンをクリックする処理
Razor Componentでは、ボタンのクリックなどの操作もC#で書けます。これをイベント処理と呼びます。
<p>カウント:@count</p>
<button @onclick="CountUp">増やす</button>
@code {
int count = 0;
void CountUp()
{
count++;
}
}
ボタンを押すたびに数字が増えます。JavaScriptを書かずに動くのがBlazorの大きな特徴です。
カウント:1
7. コンポーネントを使い回す考え方
Razor Componentは、他の画面から呼び出して使い回せます。何度も同じHTMLを書く必要がなくなり、修正も一か所で済みます。
これは、同じ形のクッキー型を何度も使うようなものです。一つ直せば、全部に反映されます。
8. 初心者がつまずきやすいポイント
初心者が混乱しやすいのは、「HTMLなのかC#なのか分からなくなる」点です。Razorでは、@が付いている部分がC#、それ以外はHTMLと覚えると整理しやすくなります。
最初は完全に理解しなくても大丈夫です。「画面と処理を一緒に書ける部品」として使いながら慣れていきましょう。