カテゴリ: ASP.NET 更新日: 2026/02/03

ASP.NET MVCのルーティングの仕組みを完全解説!初心者でもわかるURLと画面のつながり

ASP.NET MVCのルーティングの仕組み
ASP.NET MVCのルーティングの仕組み

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「ASP.NETで、URLを入力すると画面が表示されますよね?あれって、どうやって決まっているんですか?」

先生

「それは『ルーティング』という仕組みで決められています。URLと処理内容を結びつける大切な役割を持っています。」

生徒

「URLとプログラムがつながっているんですね。なんだか難しそうです…」

先生

「大丈夫です。住所と目的地の関係だと思えば、とてもシンプルですよ。」

1. ASP.NET MVCのルーティングとは?

1. ASP.NET MVCのルーティングとは?
1. ASP.NET MVCのルーティングとは?

ASP.NET MVCのルーティングとは、ブラウザからアクセスされたURLを見て、「どのコントローラーの、どの処理を実行するか」を決める仕組みです。パソコンでWebサイトを見るとき、私たちはURLを入力しますが、プログラム側ではその文字列を手がかりに処理を分岐しています。

たとえば、住所を見て目的の家を探すように、ASP.NET MVCではURLを見て表示する画面を探します。この案内係の役割をしているのがルーティングです。

2. MVCとルーティングの関係

2. MVCとルーティングの関係
2. MVCとルーティングの関係

MVCはModel・View・Controllerの略で、役割を分けて開発する考え方です。ルーティングは、この中のControllerに強く関係しています。

URLにアクセスがあると、まずルーティングが働き、「どのControllerの、どのActionメソッドを呼ぶか」を決めます。その後、Controllerが処理を行い、Viewを通して画面が表示されます。

つまり、ルーティングはMVC全体の入り口であり、最初に通る重要な場所だと言えます。

3. 既定のルーティングの仕組み

3. 既定のルーティングの仕組み
3. 既定のルーティングの仕組み

ASP.NET MVCでは、最初から既定のルーティングが用意されています。これにより、特別な設定をしなくてもWebアプリが動きます。


app.MapControllerRoute(
    name: "default",
    pattern: "{controller=Home}/{action=Index}/{id?}");

この設定では、URLの最初の部分がController名、次がAction名として扱われます。何も指定しなかった場合は、HomeコントローラーのIndexアクションが呼ばれます。

id?の「?」は省略可能という意味で、なくてもエラーになりません。

4. URLとController・Actionの対応関係

4. URLとController・Actionの対応関係
4. URLとController・Actionの対応関係

たとえば、次のようなURLがあったとします。


https://example.com/Product/Detail/5

このURLは、ProductControllerのDetailアクションを呼び出し、5という値を渡します。コードで表すと、次のようになります。


public class ProductController : Controller
{
    public IActionResult Detail(int id)
    {
        return View();
    }
}

URLの文字とメソッドが直接つながっているため、ルーティングを理解すると、画面遷移の仕組みが一気に見えてきます。

5. 属性ルーティングの基本

5. 属性ルーティングの基本
5. 属性ルーティングの基本

ASP.NET MVCでは、コードの上に属性を書く属性ルーティングも使えます。これは、URLの形をコードに直接書く方法です。


[Route("hello")]
public IActionResult Hello()
{
    return View();
}

この場合、/hello にアクセスすると、このアクションが実行されます。URLと処理の関係が一目で分かるため、小さな画面や決まったURLでは便利です。

6. ルーティングが見つからないときの動き

6. ルーティングが見つからないときの動き
6. ルーティングが見つからないときの動き

URLに対応するルーティングが見つからない場合、ASP.NET MVCは404エラーを返します。これは「その住所には家がありません」という状態です。

初心者のうちは、Controller名のスペルミスや、Action名の間違いでこのエラーが出やすいです。URLとコードの名前が一致しているかを、落ち着いて確認することが大切です。

7. ルーティング設計で意識するポイント

7. ルーティング設計で意識するポイント
7. ルーティング設計で意識するポイント

ルーティングを考えるときは、人が見て分かりやすいURLを意識します。意味のある英単語を使うことで、ユーザーにも検索エンジンにも理解されやすくなります。

また、ControllerとActionの役割を整理しておくと、URL構造も自然に整います。ルーティングは後から変更すると影響が大きいため、最初に基本を押さえておくことが重要です。

8. 初心者がつまずきやすいポイント

8. 初心者がつまずきやすいポイント
8. 初心者がつまずきやすいポイント

ASP.NET MVCのルーティングでは、「URLを打ったのに画面が出ない」という経験をよくします。その多くは、ルーティングの理解不足が原因です。

URL・Controller・Actionの三点セットを常に意識し、「このURLは、どの処理につながるのか」を紙に書いて整理すると、理解が早くなります。

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