カテゴリ: ASP.NET 更新日: 2026/02/14

ASP.NET Core Identityの基本を完全解説!初心者でもわかる認証とユーザー管理

ASP.NET Core Identityの基本を理解する
ASP.NET Core Identityの基本を理解する

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「ASP.NETでログイン機能を作るって、すごく難しそうなイメージがあります…」

先生

「確かに一から作ると大変ですが、ASP.NET Core Identityを使えば、かなり簡単に作れますよ。」

生徒

「Identityって何をしてくれる仕組みなんですか?」

先生

「ユーザー登録やログイン、パスワード管理などをまとめて面倒みてくれる便利な仕組みです。順番に見ていきましょう。」

1. ASP.NET Core Identityとは何か?

1. ASP.NET Core Identityとは何か?
1. ASP.NET Core Identityとは何か?

ASP.NET Core Identityとは、ユーザー認証ユーザー管理を簡単に実装するための仕組みです。認証とは「あなたは誰ですか?」を確認すること、管理とは「登録・変更・削除」を扱うことです。

たとえば、Webサイトの会員登録を思い浮かべてください。名前とパスワードを登録し、次回からログインできる仕組みがあります。Identityは、その一連の流れをあらかじめ用意してくれています。

初心者がゼロから作ると複雑になりがちなログイン処理を、安全で正しい形で実現できるのが大きな特徴です。

2. 認証と認可の違いをやさしく理解しよう

2. 認証と認可の違いをやさしく理解しよう
2. 認証と認可の違いをやさしく理解しよう

ASP.NET Core Identityを理解する前に、よく出てくる言葉を整理します。それが認証認可です。

認証は「本人確認」です。ログイン画面でIDとパスワードを入力し、正しいかを確かめます。認可は「何をしていいか」の判断です。たとえば管理者だけが使える画面などが該当します。

Identityは主に認証を担当し、誰がログインしているかをASP.NET Core全体に伝えてくれます。

3. ASP.NET Core Identityが持つ主な機能

3. ASP.NET Core Identityが持つ主な機能
3. ASP.NET Core Identityが持つ主な機能

ASP.NET Core Identityには、初心者でも安心できる多くの機能が用意されています。

代表的なものは、ユーザー登録、ログイン、ログアウト、パスワードの暗号化保存です。暗号化とは、第三者に読まれない形に変換することです。

さらに、メール確認やパスワード再設定といった、実際のWebサービスでよく使われる機能も標準で用意されています。

4. Identityのユーザーモデルを見てみよう

4. Identityのユーザーモデルを見てみよう
4. Identityのユーザーモデルを見てみよう

Identityでは、ユーザー情報をクラスとして扱います。これをユーザーモデルと呼びます。モデルとは、データの設計図のようなものです。


using Microsoft.AspNetCore.Identity;

public class ApplicationUser : IdentityUser
{
    public string DisplayName { get; set; }
}

この例では、IdentityUserという基本クラスを継承しています。継承とは、元の機能を引き継ぐことです。表示用の名前を追加するだけで、ログイン機能はそのまま使えます。

5. ログイン状態をコードで確認する方法

5. ログイン状態をコードで確認する方法
5. ログイン状態をコードで確認する方法

ASP.NET Core Identityを使うと、現在ログインしているかどうかを簡単に確認できます。これはWebサイトではとても重要です。


if (User.Identity.IsAuthenticated)
{
    Console.WriteLine("ログイン中です");
}
else
{
    Console.WriteLine("未ログインです");
}

IsAuthenticatedは「認証されているか」を意味します。trueならログイン中、falseなら未ログインです。条件分岐と組み合わせることで、表示内容を変えられます。

6. UserManagerでユーザーを操作する

6. UserManagerでユーザーを操作する
6. UserManagerでユーザーを操作する

Identityでは、UserManagerという仕組みを使ってユーザーを操作します。これは管理人のような役割です。


var user = new ApplicationUser
{
    UserName = "test@example.com",
    Email = "test@example.com"
};

await _userManager.CreateAsync(user, "Password123!");

このコードでは、新しいユーザーを作成しています。パスワードは安全なルールに従って保存されます。初心者が安全性を意識せずに済むのがIdentityの強みです。

7. パスワードが安全に守られる理由

7. パスワードが安全に守られる理由
7. パスワードが安全に守られる理由

ASP.NET Core Identityでは、パスワードをそのまま保存しません。必ず暗号化してから保存します。

これは、金庫に入れて鍵をかけるようなイメージです。万が一データが見られても、元のパスワードは分かりません。

初心者が自作すると危険になりやすい部分を、自動で安全に処理してくれる点が大きな安心材料です。

8. ASP.NET Core Identityが初心者に向いている理由

8. ASP.NET Core Identityが初心者に向いている理由
8. ASP.NET Core Identityが初心者に向いている理由

ASP.NET Core Identityは、複雑な認証処理を隠してくれるため、初心者でも安心して使えます。

設定を有効にするだけで、実務レベルのログイン機能が手に入ります。これは、自転車に補助輪が付いているようなものです。

まずは仕組みを理解し、どんな役割を持っているかを知ることが大切です。それだけで、ASP.NETの認証がぐっと身近になります。

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