ASP.NET Coreと従来ASP.NETの違いを完全比較!初心者でもわかる基礎解説
生徒
「ASP.NETって聞いたことはあるんですが、Coreとか従来ASP.NETとか、何が違うんですか?」
先生
「ASP.NETには時代ごとに進化した種類があって、今主流なのがASP.NET Coreです。」
生徒
「名前が似ているので、同じものだと思っていました…。」
先生
「考え方や動き方がかなり違うので、順番に比べながら見ていきましょう。」
1. ASP.NETとは何かを超初心者向けに説明
ASP.NET(エーエスピー ドット ネット)は、WebサイトやWebアプリを作るための仕組みです。Webアプリとは、インターネット上で動くアプリのことで、会員登録画面やログイン画面、問い合わせフォームなどを想像すると分かりやすいです。
パソコンを触ったことがない人でも、「ブラウザで見る画面の裏側で動いているプログラム」と考えると理解しやすくなります。ASP.NETは、その裏側を担当する技術です。
2. 従来ASP.NETの特徴(WebForms・MVC)
従来のASP.NETは、主にWindows専用で動く仕組みでした。Windowsとは、パソコンに入っている基本ソフトの一つです。
代表的な仕組みとして、WebFormsとASP.NET MVCがあります。WebFormsは画面操作が簡単で、ボタンを置くだけで動く反面、内部の動きが分かりにくい特徴があります。
MVCは、画面・処理・データを分けて考える方法で、整理しやすい反面、初心者には少し難しく感じやすい構造でした。
3. ASP.NET Coreとは何か
ASP.NET Coreは、従来ASP.NETを一から作り直した新しい仕組みです。最大の特徴は、Windowsだけでなく、LinuxやmacOSでも動くことです。
これは「クロスプラットフォーム」と呼ばれ、どのパソコン環境でも同じように動かせるという意味です。場所を選ばず使えるので、現代のWeb開発に向いています。
4. 動作の速さと軽さの違い
従来ASP.NETは、機能が多く、その分動きが重くなりがちでした。一方、ASP.NET Coreは必要な機能だけを選んで使えるため、起動が速く、動作も軽いです。
これは、引っ越しのときに「必要な荷物だけ持っていく」イメージに近いです。無駄が少ない分、スムーズに動きます。
5. プログラムの書き方の違い
従来ASP.NETでは設定ファイルが多く、初心者はどこを触ればよいか迷いやすい構造でした。ASP.NET Coreでは、最初に実行される場所が分かりやすいのが特徴です。
var builder = WebApplication.CreateBuilder(args);
var app = builder.Build();
app.MapGet("/", () => "Hello ASP.NET Core!");
app.Run();
このコードは、ブラウザに文字を表示するだけのシンプルな例です。短くて読みやすく、初心者でも流れを追いやすくなっています。
6. 開発環境の違い(Visual StudioとSDK)
従来ASP.NETは、主にVisual Studioという開発ソフトを使っていました。ASP.NET Coreでは、.NET SDKという道具を入れることで、コマンド操作だけでも開発が可能です。
難しそうに聞こえますが、「大きな工具セットを使う方法」と「最低限の道具で作る方法」が選べる、と考えると分かりやすいです。
7. 将来性と学習のしやすさ
現在、新しく作られるASP.NETの仕組みは、ほぼすべてASP.NET Coreが前提です。従来ASP.NETは既存システムの保守で使われることが多く、新規開発では選ばれにくくなっています。
初心者がこれから学ぶなら、ASP.NET Coreから始めた方が理解しやすく、長く使える知識になります。
int a = 10;
int b = 5;
int result = a + b;
Console.WriteLine(result);
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8. 比較表で整理して理解する
最後に、ASP.NET Coreと従来ASP.NETの違いを頭の中で整理しましょう。対応環境、速さ、学びやすさ、将来性の点で、ASP.NET Coreは現代向けに設計されています。
名前は似ていますが、中身は別物と考えると混乱しにくくなります。
<table class="table table-bordered">
<tr><th>項目</th><th>従来ASP.NET</th><th>ASP.NET Core</th></tr>
<tr><td>対応OS</td><td>Windowsのみ</td><td>Windows / Linux / macOS</td></tr>
<tr><td>動作速度</td><td>普通</td><td>高速</td></tr>
<tr><td>将来性</td><td>保守中心</td><td>新規開発向け</td></tr>
</table>