VB.NETプログラムの実行方法まとめ!Visual Studio・コマンドラインの使い方
生徒
「VB.NETのプログラムってどうやって実行するんですか?」
先生
「VB.NETのプログラムを実行する方法はいくつかあります。代表的なのは、Visual Studioを使う方法と、コマンドラインを使う方法です。」
生徒
「Visual Studioって名前は聞いたことがありますが、どう使うんですか?」
先生
「それでは、初心者でもわかりやすいように、順番に説明していきましょう。」
1. VB.NETプログラムの実行方法とは?
VB.NETのプログラム実行とは、あなたが書いたソースコード(プログラムの文章のようなもの)をコンピュータが理解できる形に変換して動かすことをいいます。プログラムはそのままでは動かず、必ず「実行」という手順が必要です。VB.NETの場合、一般的にVisual Studioというソフトを使う方法と、コマンドライン(黒い画面)を使う方法の2種類があります。
まるで作文を書いたあとに声に出して読むように、プログラムも「実行」して初めて意味がわかるというイメージです。
2. Visual StudioでVB.NETプログラムを実行する方法
VB.NETを学ぶ初心者に最もおすすめなのがVisual Studioです。Visual Studioは、マイクロソフトが提供する統合開発環境(IDE:いでぃーいー)で、プログラムを書く・保存する・実行する・エラーを直す、といった作業が全部ひとつの画面でできる便利なソフトです。
手順の流れ
- Visual Studioを起動する。
- 「新しいプロジェクト」を作成し、「コンソールアプリ(.NET)」を選ぶ。
- エディタ画面にVB.NETのコードを書く。
- 上部の「▶実行(スタート)」ボタンをクリックする。
これでプログラムがコンパイル(変換されること)され、実際に実行されます。
サンプルコード
Module Program
Sub Main()
Console.WriteLine("こんにちは、VB.NET!")
Console.ReadLine()
End Sub
End Module
実行結果
こんにちは、VB.NET!
このように、Visual Studioならボタンひとつで実行できるので、初心者でも迷わずに使えます。
3. コマンドラインでVB.NETプログラムを実行する方法
もうひとつの方法はコマンドラインを使うやり方です。コマンドラインとは、黒い画面に文字を入力してコンピュータを操作する仕組みです。少し難しそうに見えますが、仕組みを理解するとプログラマーらしい体験ができます。
必要な準備
コマンドラインからVB.NETプログラムを実行するには、.NET SDK(開発用のツールセット)がインストールされている必要があります。これはMicrosoftの公式サイトから無料でダウンロードできます。
実行手順
- 任意のフォルダに「Program.vb」という名前のファイルを作成する。
- その中にVB.NETのコードを書く。
- コマンドプロンプトを開き、ファイルがあるフォルダへ移動する。
- 次のコマンドを入力する。
vbc Program.vb - コンパイルが成功すると「Program.exe」という実行ファイルができる。
- 次のコマンドで実行する。
Program.exe
サンプルコード
Module Program
Sub Main()
Console.WriteLine("コマンドラインから実行しました!")
Console.ReadLine()
End Sub
End Module
実行結果
コマンドラインから実行しました!
コマンドラインは初心者には少しとっつきにくいですが、実行ファイル(.exe)ができる仕組みを知ることでプログラムの流れがより深く理解できます。
4. Visual Studioとコマンドラインの違い
初心者にとってはVisual Studioのほうが圧倒的に使いやすいです。なぜなら、ボタンを押すだけでコンパイルと実行をまとめてやってくれるからです。一方で、コマンドラインは少し不便ですが、プログラムの仕組みを知るための学習にはとても役立ちます。
- Visual Studio → 簡単・便利・初心者向け
- コマンドライン → 本格的・プログラムの仕組みが理解できる
どちらもVB.NETの学習には欠かせない方法なので、まずはVisual Studioで慣れてから、余裕が出たらコマンドラインに挑戦するとよいでしょう。
まとめ
VB.NETでプログラムを実行する方法として、Visual Studioとコマンドラインという二つのアプローチを学んできました。どちらもVB.NETを扱ううえで重要な手段であり、場面に応じて使い分けられるようになると開発の幅が一気に広がります。特に初心者の段階では、Visual Studioを使った実行方法が最もわかりやすく、直感的に扱えるため安心して開発を進められます。ボタン一つで実行できる仕組みは、プログラミングが初めての人にとって心強い存在です。 一方で、コマンドラインを使っての実行は少し難しく感じるかもしれません。しかし、コンパイルという工程を意識しながらプログラムを動かす経験は、VB.NETの構造をより深く理解する助けになります。コンパイルして実行ファイルができる流れを体験することによって、ソースコードがどのようにして形を変えて実行可能なプログラムになるのかが見えてきます。こうした理解が積み重なると、開発に対する視野が広がり、応用的な学習にもつながります。 実際の現場では、Visual Studioによる開発が主流ですが、簡易的なツールを作ったり、サーバー環境での実行が必要になったりする際にはコマンドラインでの操作が役に立つこともあります。両方を覚えておくことには大きな意味があり、どちらか一方に偏らず自然に使いこなせるようになると、自分の目的に合わせて柔軟に作業できるようになります。 今回のまとめとして、プログラム実行は「作ったコードを動かす」というシンプルな行為でありながら、開発の流れを理解する上で欠かせない部分です。Visual Studioの便利さを存分に活かしながら、少しずつコマンドラインにも触れていくと、VB.NETという言語の理解がさらに深まります。ここでは、学んだ内容を踏まえつつ、追加のサンプルプログラムも紹介しますので、ぜひ手を動かしながら確認してみてください。
追加のサンプルプログラム
'Visual Studio・コマンドライン両方で動作確認できるサンプル
Module Program
Sub Main()
Dim name As String = "プログラミング学習者"
Dim today As DateTime = DateTime.Now
Console.WriteLine("ようこそ、" & name & "さん!")
Console.WriteLine("現在の日時: " & today.ToString("yyyy年MM月dd日 HH時mm分"))
Console.WriteLine("VB.NETプログラムを実行しています。")
Console.WriteLine("Visual Studioでも、コマンドラインでも動作できます。")
Console.WriteLine()
Console.WriteLine("Enterキーを押すと終了します。")
Console.ReadLine()
End Sub
End Module
上記のサンプルは、Visual Studioからも、コマンドラインからも実行できるシンプルなプログラムです。画面に表示される内容はとても基本的ですが、自分の名前を変えてみたり、表示する日時のフォーマットを変えてみたりすると、VB.NETの動きにより親しみが湧いてくるでしょう。プログラムを実行するという行為は単純なようでいて、そこには「コンパイル」「実行ファイルの作成」「アプリとして動く」という一連の仕組みが関わっています。特にコマンドラインを使った場合には、コンパイルの過程がそのまま手順として見えるため、プログラムの仕組みを理解しやすいという利点があります。 また、Visual Studioにはエディタ機能やデバッグ機能など、開発を手助けしてくれる豊富な機能があります。これらを使いこなすことで、プログラムの改善や修正が効率的に行えるようになり、より複雑な処理にも挑戦しやすくなります。どちらの方法にもそれぞれのメリットがありますが、無理に難しい方法から始める必要はなく、自分のペースで学びながら少しずつ使える幅を広げていくとよいでしょう。 VB.NETは初心者にも扱いやすい言語でありながら、しっかりとした基礎を身につけておくと応用も効く非常に良い学習素材です。今回学んだ実行方法を踏まえ、次のステップでは「引数の受け取り」「ファイル処理」「日付の計算」など、さらに幅広い機能に触れてみると学習がより楽しくなるはずです。
生徒
「Visual Studioがあれば、こんなに簡単に実行できるんですね。ボタンひとつで動かせるのが便利でした!」
先生
「そうなんだ。初心者にとってはVisual Studioがとても使いやすいから、まずはここから慣れていくのが一番だよ。」
生徒
「コマンドラインはちょっと難しそうでしたけど、実行ファイルができる仕組みが分かって面白かったです。」
先生
「その気づきが大切なんだ。コマンドラインの操作を知っておくと、仕組みを深く理解できるから、将来的にきっと役に立つよ。」
生徒
「どちらも使えるようになりたいと思いました。練習しながら覚えていきます!」
先生
「その姿勢が大事だね。少しずつ経験を積んで、VB.NETの世界を広げていこう。」