ASP.NET Web APIとMVCの違いを完全解説!初心者でもわかるWebアプリとAPIの基本
生徒
「ASP.NETを勉強していたら、MVCとWeb APIって言葉が出てきたんですが、何が違うんですか?」
先生
「どちらもASP.NETで使われる仕組みですが、目的と使われ方が大きく違います。」
生徒
「プログラミング未経験でも理解できますか?」
先生
「もちろんです。まずはWebの仕組みから、たとえ話で説明していきましょう。」
1. WebアプリとWeb APIの違いをイメージで理解しよう
ASP.NETで開発できるものには、大きく分けてWebアプリケーションとWeb APIがあります。 Webアプリは、人がブラウザで見て操作する画面を作るものです。一方、Web APIは、人ではなくプログラム同士が情報をやり取りするための窓口です。
たとえば、レストランに例えると、Webアプリはメニュー表と店員さんの接客です。お客さんはメニューを見て注文します。 Web APIは、厨房に直接注文を伝える専用の注文用紙のような存在で、他のシステムが機械的に利用します。
2. ASP.NET MVCとは何か?初心者向けにやさしく解説
ASP.NET MVCは、画面を表示するWebアプリケーションを作るための仕組みです。 MVCは、Model(データ)、View(画面)、Controller(制御)の頭文字を取った言葉です。
Controllerが処理を受け取り、Modelからデータを取得し、Viewに画面として表示します。 HTMLや画面デザインを扱うため、ブラウザで見えるWebサイトを作りたい場合に向いています。
3. ASP.NET Web APIとは?RESTの考え方も一緒に理解
ASP.NET Web APIは、画面を返さず、データだけを返す仕組みです。 主にJSONという形式でデータを返し、スマホアプリやJavaScript、他のサーバーから利用されます。
RESTとは、URLとHTTPメソッド(GETやPOSTなど)を使って、データを操作する考え方です。 Web APIは、このRESTの考え方に基づいて作られることが多く、シンプルで再利用しやすいのが特徴です。
4. MVCとWeb APIのコードの違いを見てみよう
まずは、ASP.NET MVCのControllerの簡単な例です。これは画面を返します。
public class HomeController : Controller
{
public IActionResult Index()
{
return View();
}
}
次に、ASP.NET Web APIのControllerです。こちらはデータを返します。
[ApiController]
[Route("api/sample")]
public class SampleController : ControllerBase
{
[HttpGet]
public string GetMessage()
{
return "こんにちは、Web APIです";
}
}
こんにちは、Web APIです
5. どんな場面でMVCを使い、どんな場面でWeb APIを使う?
MVCは、ログイン画面やお問い合わせフォームなど、人が直接操作するWebサイトに向いています。 HTMLを返すため、見た目を重視するサービスでよく使われます。
Web APIは、スマホアプリ、SPA(画面をJavaScriptで作る仕組み)、外部サービス連携などで使われます。 画面を持たないため、データ提供専用としてシンプルに設計できます。
6. MVCとWeb APIは一緒に使えるの?
ASP.NET Coreでは、MVCとWeb APIを同じプロジェクトで使うことができます。 画面表示はMVC、データ取得はWeb APIという形で役割を分けることも可能です。
このように分けることで、画面とデータの責任がはっきりし、保守しやすいアプリケーションになります。 初心者のうちは、違いを理解するだけで十分です。
7. 初心者が混乱しやすいポイントを整理しよう
よくある勘違いとして、「Web APIは難しい」という印象があります。 しかし、やっていることはデータを返すだけなので、実はMVCよりシンプルな場合も多いです。
画面を返すか、データを返すか。この違いを意識するだけで、MVCとWeb APIの役割がはっきり見えてきます。
8. ASP.NETでWeb APIとMVCを学ぶ意味
現代のWeb開発では、画面とデータを分けて考える設計が主流です。 ASP.NETでMVCとWeb APIの違いを理解することは、Webの仕組みそのものを理解する第一歩になります。
プログラミング未経験の方でも、今回の考え方を押さえておくことで、 今後出てくるRESTやGraphQLといった言葉も理解しやすくなります。