VB.NETプログラムの書き方を基礎から学ぼう!初心者が覚えるべき文法とは?
生徒
「Hello Worldはできたんですが、次はどうやってVB.NETのプログラムを書けばいいんですか?」
先生
「それでは、VB.NETのプログラムの基本的な書き方やルールを一緒に学んでいきましょう!」
生徒
「文法とかあるんですか?初心者にも分かりますかね…?」
先生
「もちろんです!難しい言葉もやさしく解説しますので、安心して学んでください。」
1. VB.NETプログラムの基本構造を知ろう
VB.NETのプログラムは、Module(モジュール)という単位で書かれます。その中にSub Main()という、プログラムの最初に実行される部分があります。
基本の形はこのようになります。
Module Program
Sub Main()
' ここに処理を書く
End Sub
End Module
Moduleはプログラムのかたまり、Subは「Subプロシージャ」と呼ばれる命令の集まりです。'(シングルクォーテーション)を付けると、その行はコメントになり、メモ書きとして使えます。
2. コンソールに文字を表示する方法
画面に文字を出したいときは、Console.WriteLine()を使います。たとえば、次のように書くと「こんにちは!」と表示されます。
Console.WriteLine("こんにちは!")
こんにちは!
ダブルクォーテーションで囲まれた部分がそのまま表示されます。
3. 変数を使ってみよう
変数(へんすう)とは、値を一時的に保存する「箱」のようなものです。VB.NETでは、変数を使うにはDimを使って宣言します。
Dim message As String
message = "VB.NETは楽しい!"
Console.WriteLine(message)
VB.NETは楽しい!
Dimは「このあと変数を使いますよ」という合図です。As Stringは、この変数には「文字(String)」を入れますという意味です。
4. 数字を使って計算してみよう
数字を扱うには、変数の型をInteger(整数)にします。たとえば、次のように足し算をしてみましょう。
Dim a As Integer = 5
Dim b As Integer = 3
Dim total As Integer = a + b
Console.WriteLine(total)
8
+は足し算、-は引き算、*は掛け算、/は割り算に使います。
5. コメントでプログラムを分かりやすく
VB.NETでは、'を使ってプログラムに説明を付けることができます。これはコメントと呼ばれ、プログラムの動きを理解する助けになります。
' 変数aに5を入れる
Dim a As Integer = 5
' 変数bに3を入れる
Dim b As Integer = 3
コメントはプログラムに影響を与えないので、自由にメモを書くことができます。
6. 文の終わりには改行が必要
VB.NETでは、命令文は基本的に1行ごとに書きます。セミコロン(;)などの記号は必要なく、Enterキーで次の行に進めばOKです。
ただし、1行がとても長くなるときは、_(アンダースコア)を使って次の行に分けて書くこともできます。
Console.WriteLine("これはとてもとても長い文章ですが、" & _
"改行しても正しく表示されます。")
7. プログラムの流れを作る文法
プログラムでは、命令を順番に実行するだけでなく、条件によって分岐させたり、繰り返したりすることができます。
たとえば、If文で条件を分岐することができます。
Dim score As Integer = 80
If score >= 70 Then
Console.WriteLine("合格です!")
End If
合格です!
このように、条件によって実行する内容を変えることができます。
8. VB.NETの文法は日本語のように読みやすい
VB.NETは、英語の文章のような文法で書けるのが大きな特徴です。他の言語に比べて読みやすく、初心者でも直感的に理解しやすいというメリットがあります。
たとえば、次のような文も、意味がなんとなく読み取れますよね。
If weather = "雨" Then
Console.WriteLine("傘を持っていきましょう")
End If
これだけでも「雨なら傘を持っていく」という意味が伝わります。VB.NETは、日本語の感覚に近い文法でプログラミングができるので、初心者にもおすすめです。
まとめ
VB.NETのプログラムを書くうえで大切な基礎として、「プログラムの構造」「文字の表示」「変数の使い方」「計算処理」「コメントの役割」「文法の読みやすさ」といった要素を一つずつ確認してきました。どれも一見すると単純な機能に見えますが、実際にはプログラム全体を理解するための非常に重要な土台となる部分ばかりです。特に、ModuleとSub Mainを中心とするプログラム構造は、VB.NETに限らず多くの言語に共通する考え方でもあり、最初にしっかり押さえておくと後の学習がとても順調になります。
プログラムに文字を表示するConsole.WriteLineは、初心者にとって最初に触れる命令ですが、ここで「プログラムが指示通りに動く」という感覚をつかむことができます。また、変数を宣言するときのDimや型指定は、VB.NETの強みでもある「読みやすさ」と密接に関係しており、データの性質を明確にしながら整理されたコードを書くための重要な習慣となります。数字を使った計算も、日常で行う計算と同じ感覚で記述できるため、プログラム全体の流れが自然に理解できます。
コメントは、初心者のうちから積極的に使っていきたい機能です。コードに説明を添えるだけで、後から見返したときに処理の意図が一目で分かるようになりますし、長いプログラムの中で迷いにくくなる効果があります。この「読み返したときに理解しやすくなる」という意識は、実践的なプログラミングの世界でも大きな価値があります。さらに、VB.NETは英語の文章に近い形でコードを書けるため、日本語の文章を読むような感覚でプログラムを理解できるのも強みのひとつです。
今回のまとめでは、学んだ内容を踏まえつつ、より実践的な「追加サンプルプログラム」を紹介します。文法の基本を押さえたうえで、実際にコードを書きながら動きを確かめることで、VB.NETの書き方がさらに身近になるはずです。
追加のサンプルプログラム
' 基本文法を組み合わせたVB.NETサンプル
Module Program
Sub Main()
' 挨拶メッセージを変数に格納
Dim userName As String = "太郎"
Dim greeting As String = "こんにちは、" & userName & "さん!"
Console.WriteLine(greeting)
' 年齢を設定して条件分岐
Dim age As Integer = 20
If age >= 18 Then
Console.WriteLine("大人です。")
Else
Console.WriteLine("未成年です。")
End If
' 計算処理
Dim x As Integer = 10
Dim y As Integer = 4
Dim result As Integer = x * y
Console.WriteLine("計算結果:" & result)
' 改行を含む出力
Console.WriteLine("長い文章を表示します。" & _
"改行してもつながって表示されます。")
Console.WriteLine("Enterキーで終了します。")
Console.ReadLine()
End Sub
End Module
このサンプルでは、変数の宣言、文字列の結合、条件分岐、コメント、改行の工夫など、VB.NETの基本文法がひととおり盛り込まれています。実際に手を動かしてみると、これらの文法がどれほど自然にプログラムの中で使われているかがよく分かるはずです。初心者はまず「書いてみる」「実行してみる」「結果を見る」というサイクルを繰り返すことで、文法を感覚として覚えられるようになります。 また、VB.NETはプログラミングの入門として非常に適している言語であり、直感的に理解しやすい文法が特徴です。プログラムの流れを自然に読み取れるため、「こう書けばこう動く」という関係がつかみやすく、その感覚は他の言語を学ぶ際にも大きな助けとなるでしょう。今回学んだ基本を土台にしながら、条件分岐・繰り返し・関数・クラスといった次のステップにも進みやすくなります。
生徒
「VB.NETって文法が読みやすいので、初心者の自分でも理解しやすいと思いました!」
先生
「そうですね。英語の文章に近い形で書けるので、流れがつかみやすいのが特徴なんです。」
生徒
「変数やIf文も意外と簡単でした。ひとつひとつ意味が読めるので安心できます。」
先生
「まさにその感覚が大切です。文法が分かるとプログラムの全体像がぱっと見えてきますよ。」
生徒
「今日のサンプルも自分で書いてみたいです!手を動かすともっと理解できそうです。」
先生
「その意欲が素晴らしいですね。たくさん試してみるほどVB.NETの文法に強くなりますよ。」