VB.NETとは何か?初心者向けにできること・特徴・歴史をやさしく解説
生徒
「先生、VB.NETってよく聞くけど、そもそも何なんですか?プログラミングとか全然わからなくて…」
先生
「いい質問ですね。VB.NETは、Microsoftが開発したプログラミング言語で、初心者にもやさしく、簡単にアプリを作れる言語です。」
生徒
「アプリってスマホのアプリのことですか?」
先生
「スマホも作れますが、VB.NETは特にパソコン用のアプリケーション開発に向いています。ExcelやWordと連携したツールも作れますよ。」
生徒
「なんか難しそうですね…」
先生
「心配いりません。VB.NETは、初心者にも分かりやすい文法で書けるので、プログラミングが初めてでも安心して学べますよ。」
1. VB.NETとは?
VB.NET(ブイビー・ドットネット)は、Microsoftが開発したプログラミング言語で、「Visual Basic(ビジュアル・ベーシック)」の進化版です。正式名称は「Visual Basic .NET」といい、.NET(ドットネット)という仕組みに対応しています。
「プログラミング言語」とは、パソコンに「こう動いてね」と命令するための特別な言葉のことです。
VB.NETは、その命令がとても分かりやすく書けるので、プログラミング初心者でも学びやすい言語として人気があります。
2. VB.NETでできること
VB.NETでは、次のようなことができます:
- パソコン用のアプリ(Windowsアプリ)の作成
- ボタンをクリックしたら動くソフト(GUIアプリ)の作成
- ExcelやWordと連携するツールの作成
- データベースとつながる業務システムの作成
- Webアプリケーションの作成(ASP.NETと組み合わせ)
- ゲームやツールなどの趣味アプリ開発
例えば「ボタンをクリックすると、メッセージが表示される」ようなソフトを簡単に作ることができます。
3. VB.NETの特徴
VB.NETの特徴をわかりやすく紹介します。
- 読みやすくてやさしい文法
英語のように自然に書けるので、初心者にもやさしいです。 - エラーを教えてくれる
間違ったコードを書くと、自動で教えてくれる仕組みがあります。 - Windowsと相性が良い
Microsoft製なので、Windowsパソコンで動くソフトが作りやすいです。 - .NET Frameworkと連携
多くの便利な機能を使ってアプリ開発ができます。 - 開発環境が無料
Visual Studio Communityを使えば、無料でVB.NETを学べます。
4. VB.NETの歴史をやさしく解説
VB.NETの前身は、1990年代に流行した「Visual Basic(VB)」です。これもMicrosoftが開発したもので、パソコン初心者でもソフトが作れる言語として人気でした。
その後、2002年に.NET対応版としてVB.NETが登場しました。これにより、より高度なアプリ開発ができるようになり、大企業の業務システムなどにも使われるようになりました。
現在でも、保守運用やレガシーシステムの改修、新しいWindowsアプリの開発など、幅広い分野でVB.NETは活躍しています。
5. どんな人にVB.NETはおすすめ?
VB.NETはこんな人におすすめです:
- プログラミングを初めて学ぶ人
- Windowsパソコン用のアプリを作ってみたい人
- ExcelやWordをもっと便利に使いたい人
- 業務システムを自分で作ってみたい人
- 今あるVB6や古いソフトをVB.NETに移行したい人
特に事務職や営業職の人が、業務効率化のためにツールを作るケースも多いです。「難しいコードを覚えなくても、便利なツールが作れる」のがVB.NETの魅力です。
6. 実際にVB.NETでコードを書いてみよう
では、実際にVB.NETの簡単なコードを見てみましょう。次のコードは、「Hello, World!」というメッセージを画面に表示するだけのシンプルなものです。
Module Program
Sub Main()
Console.WriteLine("Hello, World!")
End Sub
End Module
このように、ほんの数行で動くプログラムが作れます。初心者の方でも、すぐに「動いた!」という達成感を味わえるのがVB.NETの魅力です。
7. これからVB.NETを学ぶために
VB.NETは、パソコンを触ったことがない人でも始めやすく、ビジネスの現場でも使える実践的なプログラミング言語です。
Visual Studioというソフトを使えば、コードを書いて、すぐに実行することができます。エラーも分かりやすく表示されるので、つまずきにくいのも大きなメリットです。
これから、VB.NETの基本を学びながら、自分でツールを作ったり、アプリを開発したりしてみましょう。次回は、VB.NETのデータ型や変数について解説していきます。
まとめ
VB.NETというプログラミング言語は、初心者でも理解しやすい読みやすい文法と、Windowsアプリケーション開発に強い特徴を持つことで、長年多くの場面で利用されてきました。この記事では、VB.NETの基本的な歴史や特徴、具体的にどのようなアプリケーション開発ができるのか、さらにサンプルコードを通して実際の動きをイメージできるように整理しました。とくに、業務改善や事務作業の効率化に役立つツールを自分で作りたい初心者にとって、VB.NETは非常に親しみやすい言語です。このやさしさは長い歴史の中で育まれ、Microsoftの巨大なエコシステムと連携することで、実務でも長く活用され続けています。
また、VB.NETはExcelやWordなどのOffice製品と強力に連携できる点も大きな魅力であり、プログラミング経験が少ない人でも実際の業務に直結するツールを作りやすいという利点があります。さらに、.NET Frameworkや.NETによる豊富なライブラリ機能を活用すれば、データ処理、ファイル操作、画面操作など、多くの開発を効率よく進められます。こういった特徴は、学習を始めたばかりの初心者にとって安心材料となり、学習を継続するモチベーションにもつながっていきます。
VB.NETの理解を深めるためには、まず小さなプログラムを動かす経験が最も重要です。そのうえで、Excel連携ツールや簡単なフォームアプリなど、実際の生活や仕事に役立つ小さなアプリづくりを体験すると、言語の強みと実用性をより強く実感できます。ここから学びを続けることで、業務アプリケーション、データベース連携、さらにはWeb開発まで、さまざまな分野へステップアップすることができます。
サンプルプログラム:フォームにメッセージを表示する基本
VB.NETで実際に動くWindowsフォームアプリケーションのサンプルとして、ボタンを押したらメッセージを表示する例を紹介します。初心者でも理解しやすい構造となっており、VB.NETのやさしい文法とイベント処理の基本を体験できます。
Public Class Form1
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
MessageBox.Show("こんにちはVB.NETの世界へようこそ")
End Sub
End Class
このように、VB.NETでは直感的に「何が起きるか」を想像しやすい文法で開発を進めることができます。ボタンを押してメッセージを表示するという動作も数行のコードで実現できるため、初心者が最初の成功体験を得やすいことが分かります。
生徒
「VB.NETって昔から使われている言語なのに、今でも人気がある理由がよくわかりました。読みやすい文法とWindowsアプリに強いところが魅力なんですね。」
先生
「そのとおりです。特にOffice製品との連携がしやすいので、仕事で使う便利ツールを自作したい人には最適なんですよ。」
生徒
「サンプルコードを見たら本当にシンプルで驚きました。これなら自分でもアプリを作れるかもしれません。」
先生
「実際に手を動かしてみればもっと理解が深まりますよ。最初は小さなプログラムから始めて、徐々に複雑なアプリに挑戦すると良いでしょう。」
生徒
「はい!次はフォームアプリに挑戦してみます。今日のまとめがすごく分かりやすくて、やる気が出ました。」
先生
「それは良かったです。引き続き、VB.NETの基礎をひとつずつ学んでいきましょうね。」