カテゴリ: VB.NET 更新日: 2025/12/15

VB.NETのメソッドとは?基本構文と作り方を初心者向けに解説

VB.NETのメソッドとは?基本構文と作り方を解説
VB.NETのメソッドとは?基本構文と作り方を解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、VB.NETでよくメソッドって聞きますが、これは何ですか?」

先生

「メソッドとは、プログラムの中で特定の処理をまとめて名前を付けたものです。関数とも呼ばれることがあります。」

生徒

「名前を付けるってどういう意味ですか?」

先生

「例えば、電卓で足し算をするボタンを押すと計算が動きますよね。それと同じで、プログラムの処理に名前を付けると、その名前を呼び出すだけで計算や処理を実行できるんです。」

1. メソッドの基本構造

1. メソッドの基本構造
1. メソッドの基本構造

VB.NETでメソッドを作る基本構文は次の通りです。


Sub メソッド名()
    '処理内容
End Sub

ここでSubは「サブルーチン」の略で、処理をまとめるブロックを作ります。処理を終えるときはEnd Subで閉じます。

また、値を返すメソッドを作る場合はFunctionを使います。


Function メソッド名() As データ型
    '処理内容
    Return 値
End Function

このFunctionは、処理結果を呼び出した場所に返すことができるので、計算結果や文字列を戻す場合に使います。

2. Subメソッドの例

2. Subメソッドの例
2. Subメソッドの例

具体的な例として、コンソールに挨拶を表示するメソッドを作ってみましょう。


Sub SayHello()
    Console.WriteLine("こんにちは、VB.NETの世界へようこそ!")
End Sub

'メソッドの呼び出し
SayHello()

こんにちは、VB.NETの世界へようこそ!

この例では、SayHelloという名前のメソッドを作り、呼び出すだけで挨拶が表示されます。何度でも呼び出せるので便利です。

3. Functionメソッドの例

3. Functionメソッドの例
3. Functionメソッドの例

次は計算結果を返すメソッドです。例えば、二つの数字を足すメソッドを作る場合。


Function AddNumbers(a As Integer, b As Integer) As Integer
    Return a + b
End Function

Dim result As Integer
result = AddNumbers(5, 7)
Console.WriteLine(result)

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このようにFunctionは引数を受け取り、計算した結果を呼び出した場所に返すことができます。

4. 引数と戻り値について

4. 引数と戻り値について
4. 引数と戻り値について

メソッドには入力を渡す「引数」と、結果を返す「戻り値」があります。引数を使うと、同じ処理でも異なるデータで繰り返し使えます。

例えば、名前を渡して挨拶するメソッド。


Sub Greet(name As String)
    Console.WriteLine("こんにちは、" & name & "さん!")
End Sub

Greet("太郎")
Greet("花子")

こんにちは、太郎さん!
こんにちは、花子さん!

このように、引数を活用することで柔軟にメソッドを使えます。

5. メソッドを使うメリット

5. メソッドを使うメリット
5. メソッドを使うメリット

メソッドを使うと、同じ処理を何度も書かずに済むので、プログラムが整理され、読みやすくなります。また、後から修正する場合も、メソッド内を変更するだけで全体に反映されるので便利です。

さらに、プログラムを小さな処理単位に分けることで、デバッグやテストも行いやすくなります。これがソフトウェア開発で非常に重要な考え方です。

6. メソッド作成のポイント

6. メソッド作成のポイント
6. メソッド作成のポイント
  • 同じ処理をまとめて名前を付ける
  • Subは値を返さない、Functionは値を返す
  • 引数でデータを渡すと柔軟に使える
  • 呼び出すだけで処理を実行できる
  • プログラムの整理と再利用性が高まる

VB.NETのメソッドは初心者にとって、プログラムを効率的に作るための基本的かつ重要な仕組みです。まずは簡単なSubから始めて、徐々にFunctionで戻り値を扱えるように練習しましょう。

まとめ

まとめ
まとめ

メソッドの役割を振り返ろう

ここまで、VB.NETにおけるメソッドの基本について詳しく見てきました。 メソッドとは、プログラムの中でよく使う処理をひとまとまりにし、名前を付けて再利用できる仕組みです。 処理の流れを整理し、コードの見通しを良くするために欠かせない考え方と言えるでしょう。 初心者のうちは、すべての処理を上から順番に書いてしまいがちですが、 メソッドを使うことで「何をしているプログラムなのか」が一目で分かるようになります。

特にVB.NETでは、SubFunctionという二種類のメソッドを使い分けることが重要でした。 画面に表示するだけの処理や、結果を返す必要がない場合はSub、 計算結果や文字列など、値を呼び出し元に返したい場合はFunctionを使います。 この違いを理解することで、プログラムの設計がぐっと楽になります。

引数と戻り値の理解が大切

メソッドをより便利に使うために欠かせないのが「引数」と「戻り値」です。 引数を使うことで、同じメソッドでも異なるデータを渡して処理を変えることができます。 例えば、名前や数値を引数として渡せば、一つのメソッドでさまざまなケースに対応できます。 戻り値は、処理した結果を呼び出した側で使いたいときに必要になります。 この仕組みを理解することで、VB.NETのプログラムはより柔軟で実用的なものになります。

まとめとしてのサンプルプログラム

ここで、今回学んだ内容をまとめた簡単なサンプルを見てみましょう。 挨拶を表示するSubメソッドと、計算結果を返すFunctionメソッドを組み合わせた例です。


Sub ShowMessage()
    Console.WriteLine("メソッドの基本を学びました")
End Sub

Function Multiply(a As Integer, b As Integer) As Integer
    Return a * b
End Function

ShowMessage()
Dim answer As Integer = Multiply(3, 4)
Console.WriteLine("計算結果は" & answer & "です")

メソッドの基本を学びました
計算結果は12です

このように、処理をメソッドとして分けておくと、コード全体の流れが分かりやすくなります。 また、後から処理内容を変更したい場合でも、メソッドの中だけを修正すればよいので管理が簡単です。 これは小さなプログラムだけでなく、規模の大きな開発でも非常に重要な考え方です。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「メソッドって、ただの書き方のルールだと思っていましたが、 プログラムを分かりやすくするための大事な仕組みなんですね」

先生

「その通りです。メソッドを使うことで、処理の意味がはっきりし、 自分でも他の人でも読みやすいコードになります」

生徒

SubFunctionの違いや、 引数と戻り値の役割も少しずつ分かってきました」

先生

「とても良い理解です。まずは簡単なメソッドをたくさん作って、 呼び出す練習をすると自然と身に付きますよ」

生徒

「これからは、処理を書く前に『ここはメソッドにできないかな』 と考えるようにしてみます」

先生

「それができれば、VB.NETの基礎はしっかり身に付いています。 次のステップにも自信を持って進めますね」

今回のまとめとして、VB.NETのメソッドはプログラミング初心者が 最初につまずきやすいポイントである一方、理解できると一気に世界が広がる要素でもあります。 基本構文、引数、戻り値、呼び出し方をしっかり押さえ、 小さなサンプルを繰り返し書きながら、自分のものにしていきましょう。

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