VB.NETで汎用的なユーティリティ関数を作る方法!初心者でも簡単に理解
生徒
「先生、VB.NETでよく使う処理を毎回書くのが面倒です。まとめて使える方法はありますか?」
先生
「そうですね。VB.NETではユーティリティ関数として、汎用的に使えるメソッドを作ることができます。」
生徒
「ユーティリティ関数って何ですか?」
先生
「ユーティリティ関数とは、計算や文字列操作、日付処理など、さまざまな場面で再利用できる便利な関数のことです。何度も同じ処理を書かずに済むので、とても効率的です。」
1. ユーティリティ関数の基本
VB.NETのユーティリティ関数は、PublicやSharedを使って、どのクラスからでも呼び出せるように作ることが多いです。たとえば、文字列の空白を取り除く関数を作る場合を考えてみましょう。
Public Class Utility
Public Shared Function TrimString(value As String) As String
Return value.Trim()
End Function
End Class
このTrimString関数は、どのクラスからでもUtility.TrimString(" 文字列 ")と呼び出すだけで使えます。
2. 汎用性を高めるポイント
ユーティリティ関数を作るときは、できるだけ多くの場面で使えるように設計することが重要です。具体的には以下のポイントがあります:
- 引数で処理対象を指定できるようにする
- 返り値を使いやすくする
- 例外処理を組み込んで安全にする
Public Shared Function SafeDivide(a As Double, b As Double) As Double
If b = 0 Then
Return 0 ' ゼロ除算を避ける
End If
Return a / b
End Function
このSafeDivide関数は、ゼロで割るときにエラーが出ないようにしています。こうすることで、どこでも安心して呼び出せるユーティリティ関数になります。
3. 汎用的な日付処理関数の例
日付や時間を扱う処理は多くのアプリで必要です。例えば、今日の日付を文字列で返す関数を作ることもできます。
Public Shared Function GetTodayString() As String
Return DateTime.Now.ToString("yyyy/MM/dd")
End Function
この関数を使えば、毎回DateTime.Nowを書かずに済みます。
4. ユーティリティ関数の整理方法
関数が増えてきたら、Utilityクラスの中でカテゴリごとに整理すると見やすくなります。例えば:
- 文字列操作用の関数群
- 数値計算用の関数群
- 日付や時間処理用の関数群
整理しておくと、あとから呼び出すときに迷わず、メンテナンスもしやすくなります。
5. 注意点とベストプラクティス
- 関数はなるべく単純で一つの処理に絞る
- 返り値や引数をわかりやすく命名する
- 例外やエラー処理を組み込む
- 再利用性を意識して作る
VB.NETで汎用的なユーティリティ関数を作ると、コードの重複を減らし、保守性を高めることができます。初心者でも最初から整理して作る習慣をつけると後々とても便利です。