カテゴリ: VB.NET 更新日: 2025/12/10

VB.NETのクラスとは?基本構文と作り方を初心者向けに解説

VB.NETのクラスとは?基本構文と作り方を解説
VB.NETのクラスとは?基本構文と作り方を解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、VB.NETでクラスってよく聞きますけど、何ですか?」

先生

「クラスは、プログラムの設計図のようなものです。オブジェクト指向の考え方で、データと処理をまとめて扱えるようにするためのものです。」

生徒

「設計図って、具体的にはどういう意味ですか?」

先生

「例えば、家を建てるときに設計図がありますよね。それと同じで、クラスはプログラムの中で作るオブジェクトの設計図です。設計図を使って、同じ構造のオブジェクトを何度でも作ることができます。」

生徒

「なるほど、オブジェクトを作る元になるのがクラスなんですね!」

先生

「そうです。それでは、基本的な作り方を見ていきましょう。」

1. VB.NETのクラスとは

1. VB.NETのクラスとは
1. VB.NETのクラスとは

VB.NETのクラスは、データ(変数)と処理(メソッド)をまとめて管理できるプログラムの設計図です。クラスを使うと、同じ処理を何度も書かなくても済み、プログラムの構造を整理しやすくなります。

クラスはオブジェクト指向プログラミングの基本概念であり、オブジェクトとはクラスを元に作られた実体のことです。オブジェクトを使うことで、データと処理を一体化して扱うことができ、プログラムの可読性や保守性が向上します。

2. クラスの基本構文

2. クラスの基本構文
2. クラスの基本構文

VB.NETでクラスを作るには、Classキーワードを使います。クラスの中には、変数(フィールド)、プロパティ、メソッドを定義できます。基本的な構文は次の通りです。


Public Class Person
    ' フィールド(データ)
    Public Name As String
    Public Age As Integer

    ' メソッド(処理)
    Public Sub ShowInfo()
        Console.WriteLine("名前: " & Name & ", 年齢: " & Age)
    End Sub
End Class

この例では、Personというクラスを作っています。NameとAgeというデータを持ち、ShowInfoという処理を持っています。

3. クラスからオブジェクトを作る

3. クラスからオブジェクトを作る
3. クラスからオブジェクトを作る

クラスを使うには、まずオブジェクトを作る必要があります。オブジェクトとはクラスの実体で、クラスで定義した変数やメソッドを使えるようになります。


Dim person1 As New Person()
person1.Name = "太郎"
person1.Age = 25
person1.ShowInfo()

名前: 太郎, 年齢: 25

このように、Newキーワードを使ってPersonクラスからperson1オブジェクトを作り、データを設定してメソッドを呼び出すことができます。

4. プロパティでデータを管理する

4. プロパティでデータを管理する
4. プロパティでデータを管理する

クラスのデータは、直接変数にアクセスすることもできますが、プロパティを使うとより安全に管理できます。プロパティは、データの読み書きを制御するための仕組みです。


Public Class Person
    Private _name As String

    ' プロパティ
    Public Property Name() As String
        Get
            Return _name
        End Get
        Set(value As String)
            _name = value
        End Set
    End Property
End Class

プロパティを使うことで、外部からデータを安全に操作でき、必要に応じて入力値のチェックなども追加できます。

5. クラス設計の基本的な考え方

5. クラス設計の基本的な考え方
5. クラス設計の基本的な考え方

初心者がクラスを設計する際のポイントは次の通りです。

  • 一つのクラスは一つの役割だけ持つ
  • データと処理をまとめる
  • 再利用できる設計にする
  • フィールドは可能な限りPrivateにして、プロパティで操作する

これらのポイントを守ると、プログラム全体の構造が整理され、後から修正や機能追加がしやすくなります。

6. クラスを使った簡単な例

6. クラスを使った簡単な例
6. クラスを使った簡単な例

最後に、クラスとオブジェクトを使った簡単なプログラム例を示します。


Public Class Person
    Public Property Name As String
    Public Property Age As Integer

    Public Sub ShowInfo()
        Console.WriteLine("名前: " & Name & ", 年齢: " & Age)
    End Sub
End Class

Module Module1
    Sub Main()
        Dim person1 As New Person()
        person1.Name = "花子"
        person1.Age = 30
        person1.ShowInfo()
    End Sub
End Module

名前: 花子, 年齢: 30

このように、クラスを使うことでデータと処理をまとめ、簡単にオブジェクトを作って操作することができます。

関連記事:
カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
VB.NET
VB.NETの例外処理でよくあるアンチパターンと注意点を初心者向けに徹底解説
New2
ASP.NET
ASP.NET WebFormsのGridViewでデータ表示を完全マスター!初心者向けガイド
New3
VB.NET
VB.NETの例外処理とパフォーマンスの関係を初心者向けに完全解説
New4
ASP.NET
ASP.NET WebFormsでデータベースと連携!初心者でもできる保存と表示の基本
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
VB.NET
VB.NETのEnum(列挙型)の使い方を完全解説!初心者にも分かる定義と活用方法
No.2
Java&Spring記事人気No2
VB.NET
VB.NETのBoolean型(True/False)の使い方と条件分岐での活用方法を徹底解説!初心者でも理解できる基本
No.3
Java&Spring記事人気No3
VB.NET
VB.NETのIf文の使い方と条件分岐を完全ガイド!初心者でもわかる基本構文と実例
No.4
Java&Spring記事人気No4
VB.NET
VB.NETの配列(Array)の作り方と基本操作を徹底解説!初心者でもわかる入門ガイド
No.5
Java&Spring記事人気No5
VB.NET
VB.NETプログラムの実行方法まとめ!Visual Studio・コマンドラインの使い方
No.6
Java&Spring記事人気No6
VB.NET
VB.NETの例外処理を完全ガイド!初心者でもわかるSystem.Exceptionの仕組み
No.7
Java&Spring記事人気No7
VB.NET
VB.NETのコンストラクタと初期化処理の書き方を初心者向けに解説
No.8
Java&Spring記事人気No8
VB.NET
VB.NETでの変数名の付け方とは?わかりやすくエラーの起きにくい命名規則を紹介