VB.NETの構造体とクラスの違いを完全ガイド!初心者でもわかるStructure入門
生徒
「VB.NETで構造体とクラスって両方あるみたいですが、何が違うんですか?」
先生
「見た目は似ていますが、使いどころと性質が大きく違います。」
生徒
「初心者でも使い分けできるようになりますか?」
先生
「日常の例えで順番に説明していきます。」
1. 構造体とクラスはどちらもデータをまとめる箱
VB.NETの構造体とクラスは、どちらも複数のデータや処理を ひとまとめにするための仕組みです。
数値や文字列だけでは表現しにくい情報を、 一つのまとまりとして扱えるようになります。
たとえば「人」という情報を扱うとき、 名前や年齢を別々に管理するより、 一つにまとめた方が分かりやすくなります。
2. クラスとは何かをやさしく説明
クラスは「設計図」のような存在です。 そこから実体となるオブジェクトを作ります。
クラスで作られたオブジェクトは、 プログラムの中で参照として扱われます。
参照とは、実体そのものではなく、 置き場所を指し示す情報のことです。
3. 構造体とは何かをやさしく説明
構造体は、クラスと同じように データや処理をまとめられます。
ただし、構造体は値そのものとして扱われます。 これを値型と呼びます。
コピーすると、中身もすべてコピーされる点が クラスとの大きな違いです。
4. クラスの基本的な例
Public Class Person
Public Name As String
Public Age As Integer
End Class
クラスから作られたデータは、 同じ場所を複数の変数で参照できます。
5. 構造体の基本的な例
Public Structure PersonStruct
Public Name As String
Public Age As Integer
End Structure
構造体はコピーされるたびに 新しいデータとして扱われます。
6. 日常生活での例えで違いを理解する
クラスは「リモコンの番号札」のようなものです。 同じテレビを複数の人が操作できます。
構造体は「紙に書いたメモ」です。 コピーすると、それぞれ独立したメモになります。
一方を変えても、もう一方には影響しません。
7. メモリの使われ方の違い
クラスは参照型のため、 メモリの同じ場所を共有します。
構造体は値型のため、 使うたびに別の場所が確保されます。
小さなデータなら構造体、 大きく複雑なものはクラスが向いています。
8. 初心者が迷ったときの考え方
状態を持ち、何度も使い回すものはクラス。 単純な情報のまとまりは構造体。
最初はクラスを基本に考え、 軽いデータだけ構造体を使うと理解しやすくなります。
9. オブジェクト指向との関係
クラスはオブジェクト指向の中心的な存在です。 現実世界の物や概念を表現できます。
構造体は補助的な役割として、 シンプルなデータ管理に使われます。
両方を正しく理解すると、 VB.NETの設計力が大きく向上します。