VB.NETのキーワード一覧と使い方!初心者が知っておくべき予約語を解説
生徒
「VB.NETを勉強しているんですが、予約語とかキーワードってよく聞きます。これはどういう意味なんですか?」
先生
「良いところに気づきましたね。VB.NETにはあらかじめ決められた“特別な単語”があって、それを予約語やキーワードと呼びます。これらはプログラムを書く上で欠かせないものなんです。」
生徒
「なるほど!でも、予約語って具体的にどんなものがあるんでしょうか?」
先生
「それでは、VB.NETの予約語を一覧にして、初心者にも分かりやすいように使い方を解説していきましょう!」
1. VB.NETの予約語とは?
予約語(キーワード)とは、VB.NETのプログラミング言語の中で特別な意味を持つ単語のことです。例えば、Dimは「変数を宣言する」という意味を持ち、Ifは「条件分岐をする」という意味を持っています。これらはVB.NETがすでに使い道を決めている単語なので、変数名や関数名として使うことはできません。
予約語はプログラムの文法を作る基礎であり、文章における「句読点」や「接続詞」のようなものです。初心者がVB.NETを学ぶときは、まず代表的な予約語を覚えることから始めるとスムーズに理解できます。
2. よく使うVB.NETの予約語一覧
VB.NETにはたくさんの予約語がありますが、その中でも初心者が最初に覚えるべきものを紹介します。
Dim:変数を宣言するAs:データ型を指定するIf/Then/Else:条件分岐を行うFor/Next:繰り返し処理を行うWhile/End While:条件が真の間、繰り返し処理を行うSelect Case:複数の条件分岐を行うSub/Function:メソッドや関数を定義するClass/End Class:クラスを定義するTry/Catch/Finally:例外処理を行うReturn:関数から値を返す
3. 予約語の使い方:変数宣言の例
変数を使うときはDimとAsを組み合わせて書きます。
Dim age As Integer = 20
Console.WriteLine(age)
20
この場合、「Dim」は「変数を作るよ」という意味、「As Integer」は「整数のデータ型にするよ」という意味です。予約語を組み合わせることでプログラムの意味が決まります。
4. 予約語の使い方:条件分岐の例
If、Then、Elseを使うと条件分岐が書けます。
Dim score As Integer = 80
If score >= 70 Then
Console.WriteLine("合格です")
Else
Console.WriteLine("不合格です")
End If
合格です
このように、Ifは「もし〜なら」という意味を持ち、条件が真(true)のときに処理が実行されます。
5. 予約語の使い方:繰り返し処理の例
ForとNextを使うと、繰り返し処理ができます。
For i As Integer = 1 To 5
Console.WriteLine(i)
Next
1
2
3
4
5
この場合、Forは「繰り返しの始まり」を意味し、Nextで「繰り返しの終わり」を表します。
6. 予約語の使い方:メソッドと関数の定義
Subは戻り値を持たない処理を定義するとき、Functionは値を返す処理を定義するときに使います。
Sub ShowMessage()
Console.WriteLine("こんにちは")
End Sub
Function Add(x As Integer, y As Integer) As Integer
Return x + y
End Function
このように、予約語を組み合わせて処理のかたまりを作ることができます。
7. 予約語は変数名に使えない
予約語はすでにVB.NETで意味が決められているため、変数名や関数名として使うことはできません。
Dim If As Integer = 10 'エラーになる
もしどうしても予約語と同じ名前を使いたい場合は、先頭に[ ]で囲む方法がありますが、初心者のうちは避けたほうが安心です。
8. 初心者が最初に覚えるべき予約語の選び方
VB.NETには数百もの予約語がありますが、すべてを最初から覚える必要はありません。まずは次のような基礎的な予約語を覚えるのがおすすめです。
Dim、As(変数関連)If、Then、Else(条件分岐)For、Next(繰り返し処理)Sub、Function(処理の定義)Return(値を返す)
これらを組み合わせるだけで、基本的なプログラムは十分に作れるようになります。
9. 予約語を覚えるコツ
初心者がVB.NETの予約語を覚えるには、実際に手を動かしてプログラムを書きながら覚えるのが一番です。英単語を暗記するのと同じで、使っていくうちに自然に身につきます。また、予約語の意味は英語が多いので「If=もし」「Return=返す」といったように日本語と結びつけて覚えると理解が早くなります。
まとめ
VB.NETの予約語は、プログラムの基礎を築く重要な要素であり、変数宣言・条件分岐・繰り返し処理・関数定義・例外処理など、あらゆる場面で使用されます。特に初心者が最初につまずきやすいポイントとして、「どのキーワードがどの場面で使われるのか」「似たような構文の違いは何か」という点が挙げられます。今回紹介したDimIfForSubFunctionReturnなどは、VB.NETのプログラミングで頻繁に登場する中核的なキーワードであり、最初に理解しておくことで学習効率が大きく向上します。
例えば、変数宣言ではDimとAsを組み合わせて型を指定することで、意図した処理をコンパイラに伝えられます。また、条件分岐ではIfやElseを活用することでデータに応じた分岐処理を行い、繰り返し処理ではForやNextを使うことで一定回数の反復処理を実現できます。さらに、関数定義においては戻り値の有無によってSubとFunctionを使い分け、コードを整理し再利用性を高めることができます。
VB.NETの予約語は、単に暗記するだけではなく実際に書いて動かしながら理解することで、プロジェクト開発やビジネスロジックの実装に応用できるスキルへと発展します。特にWindowsアプリケーション開発や業務システム開発ではVB.NETが現場で活用されており、基礎的なキーワード理解がプログラム全体の品質向上につながります。また、予約語は.NET Frameworkや.NET Coreのバージョンによって追加・変更される場合もあるため、常に最新のドキュメントに目を通すことでより適切なコーディングが可能になります。
以下に本記事のまとめとして、代表的なキーワードを使ったシンプルなサンプルプログラムを掲載します。変数・条件分岐・繰り返し・関数定義をすべて含めたコード例になっているため、学習の復習として活用できます。
まとめサンプルコード
Dim total As Integer = 0
For i As Integer = 1 To 10
total += i
Next
If total >= 50 Then
Console.WriteLine("合計は50以上です")
Else
Console.WriteLine("合計は50未満です")
End If
Function Multiply(x As Integer, y As Integer) As Integer
Return x * y
End Function
Dim result As Integer = Multiply(5, 4)
Console.WriteLine(result)
生徒
「今回の内容でVB.NETのキーワードがプログラムの文法を決める大事な要素だと分かりました!特にDimやIfはどのコードにも出てくる感じですね。」
先生
「その通りです。初心者はまず定番のキーワードを覚え、実際に動かしながら理解することが大事です。特に条件分岐・繰り返し・関数定義はあらゆる開発で使います。」
生徒
「サンプルコードも試してみます!キーワードを組み合わせると、いろんな処理が作れるんですね。次は Class を使ったプログラムにも挑戦してみたいです。」
先生
「良いですね。次はオブジェクト指向の理解につながるのでステップアップに最適です。予約語を基礎にしっかりプログラムを組み立てていきましょう。」