カテゴリ: VB.NET 更新日: 2026/01/08

VB.NETでStackTraceを利用してエラー箇所を特定する方法を完全解説!初心者向け例外処理入門

VB.NETでStackTraceを利用してエラー箇所を特定する方法
VB.NETでStackTraceを利用してエラー箇所を特定する方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「VB.NETでエラーが出たんですが、どこで失敗したのか全然分かりません…」

先生

「そんなときに役立つのがStackTraceです。エラーが起きた場所までの道のりを教えてくれます。」

生徒

「道のり、ですか?パソコンもほとんど触ったことがなくて…」

先生

「大丈夫です。StackTraceを地図に例えて、ゆっくり説明します。」

1. StackTraceとは何かを超やさしく説明

1. StackTraceとは何かを超やさしく説明
1. StackTraceとは何かを超やさしく説明

StackTrace(スタックトレース)とは、エラーが発生した場所までに、 プログラムがどんな順番で動いてきたかを記録した履歴です。

たとえば、家からスーパーまで迷ってしまったとき、 「家 → 角を右 → 公園 → スーパー」という道順が分かれば原因を探しやすいですよね。 StackTraceは、プログラム版の道順メモだと思ってください。

VB.NETでは、例外が発生すると、このStackTraceが自動で作られます。

2. なぜStackTraceが必要なのか

2. なぜStackTraceが必要なのか
2. なぜStackTraceが必要なのか

エラーメッセージだけを見ると、「0で割れません」「形式が違います」など、 理由は分かってもどこで起きたのかが分からないことがあります。

特に処理が増えてくると、同じような計算や処理が何か所も出てきます。 そんなとき、StackTraceを見ることで、 「この行、この処理で失敗した」と特定できるようになります。

VB.NETでエラー箇所を特定するために、StackTraceはとても重要な情報です。

3. StackTraceはどこから取得できるのか

3. StackTraceはどこから取得できるのか
3. StackTraceはどこから取得できるのか

StackTraceは、Exceptionクラスの中に用意されています。 例外メッセージと同じように、プロパティとして取得できます。

つまり、ex.StackTraceと書くだけで、 エラーが起きた流れを文字として取り出せます。

4. StackTraceを表示してみるシンプルな例

4. StackTraceを表示してみるシンプルな例
4. StackTraceを表示してみるシンプルな例

まずは、StackTraceを画面に表示する一番簡単な例です。 初心者の方は「こんな情報が出るんだ」と確認するだけで大丈夫です。


Try
    Dim a As Integer = 10
    Dim b As Integer = 0
    Console.WriteLine(a \ b)
Catch ex As Exception
    Console.WriteLine(ex.StackTrace)
End Try

   場所 Module1.Main() 行 4

表示される内容は環境によって異なりますが、 「どのメソッドの何行目で起きたか」が分かるようになっています。

5. メソッドを使った場合のStackTraceの見え方

5. メソッドを使った場合のStackTraceの見え方
5. メソッドを使った場合のStackTraceの見え方

次に、処理を別のメソッドに分けた場合を見てみます。 StackTraceは「どこから呼ばれたか」も教えてくれます。


Sub Calc()
    Dim x As Integer = 5
    Dim y As Integer = 0
    Console.WriteLine(x \ y)
End Sub

Try
    Calc()
Catch ex As Exception
    Console.WriteLine(ex.StackTrace)
End Try

この場合、StackTraceには「Calcメソッド → Main」といった流れが表示されます。 これにより、エラーまでの道順をたどれるのです。

6. StackTraceをログに残す考え方

6. StackTraceをログに残す考え方
6. StackTraceをログに残す考え方

画面に表示するだけでは、プログラムを閉じると情報が消えてしまいます。 そこで、StackTraceもログとして保存しておくと安心です。

ログとは、出来事を後から確認できる記録のことでした。 StackTraceをログに残せば、後日ゆっくり原因を調べられます。


Imports System.IO

Try
    Dim n As Integer = Integer.Parse("abc")
Catch ex As Exception
    File.AppendAllText("error.log", ex.StackTrace & Environment.NewLine)
End Try

これで、エラーが起きた場所の情報がファイルに保存されます。

7. StackTraceを見るときの初心者向けポイント

7. StackTraceを見るときの初心者向けポイント
7. StackTraceを見るときの初心者向けポイント

StackTraceは英語が多く、最初は難しく感じるかもしれません。 しかし、全部を理解しようとする必要はありません。

まずは「自分が書いたメソッド名」や「行番号」だけを見るようにしましょう。 それだけでも、エラー箇所の特定がかなり楽になります。

VB.NETでStackTraceを利用できるようになると、 エラー対応のスピードが一気に上がります。

8. StackTraceはエラー解決の強い味方

8. StackTraceはエラー解決の強い味方
8. StackTraceはエラー解決の強い味方

エラーは悪者ではなく、プログラムからの助けを求めるサインです。 StackTraceは、そのサインを詳しく説明してくれる案内役です。

VB.NETの例外処理でStackTraceを利用する方法を知っておくと、 「どこが悪いのか分からない」という不安が減っていきます。

初心者の方こそ、StackTraceを怖がらずに活用していきましょう。

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